ポイントのコンセプト

木材利用ポイントは、林野庁の主導の元、全国の地域産業の活性化の為に行われている取り組みです。
日本人は昔、諸外国から、紙と木の家に住んでいると言われ、その独特の建築法に多くの外国人を驚かせていました。
木のみを使ったその独特の建築法は、他に類を見ないもので、その建築物に西洋の人はオリエンタルな雰囲気を感じていたと言われています。
しかし、近代になるに従って、西洋風の建築や、また材木に関しても、日本の材木より割安で購入出来る輸入木材へシフトしていきました。
しつしか日本人の中のイメージとして、国産の木材は高価だという考え方が定着するようになり、家の建築などではあまり人気がなくなっていきました。
しかし、木というのは、伐採される事によって自然のサイクルを担っており、安価で扱いが容易な輸入木材ばかりが住宅建築に使われる事で、山が荒廃し、また土砂災害などの影響を懸念されるようになっているのです。
それをどうにか改善しようという事で生み出されたのが木材利用ポイントです。
この制度により、国産、地元の木材が持つ品質の良さや使いやすさ、また実はそんなに高価な木材ではないという事を知ってもらうきっかけになる事を目的に行なっているのです。

また、木材利用ポイントは自然の為だけではなく、地域の活性化としての意味も持つ取り組みです。
地元の育った木材を使う事で経済的な活性化が起こります。
また、木材エコポイントはその貯めたポイントを地元の特産品と交換する事が出来るのです。
特産品といっても、地元の人は実は中々利用しない場合があり、このポイントでの交換によって、地元の品の良さを再認識する人も多いのです。
地元の特産品の良さを改めて知る事で、さらに特産品の消費も高まり、様々な産業において活性化の効果が波及していくという効果もあるのです。